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平成22年5月3日 校正すみ

伊吹明夫君の逝去

濱田 秋朗

先般 クラスの伊吹明夫君が他界し、葬儀は鳥取市で執り行われました。前後の状況その他についての報告にあわせ、当日の弔辞のうち鳥取ネービー会幹事井上 旦氏 (77期)からのもののコピーを送ります。ついては次号「なにわ会ニュース」 に取り上げて頂ければ幸いです。

経過等について

去る3月20日朝、鳥取のクラス伊吹明夫君が他界した。その2日後配送されてきた、「なにわ会ニュース」82号の「会員だより」(P35)に掲載きれた伊吹君のたよりに、『「シンキンコウソク」と「腹部動脈瘡」 のため入院療養中』と記されている。その後も入退院を繰り返していたが、遂に帰らぬ人となった次第。

山陰地区在住のクラスは、彼と私 (島根)の2人だけであっただけに、よけいに淋しい思いである。

葬儀は3月22日鳥取市で執り行われ、関西から戦闘機のクラス石井 晃、大村哲哉、中西健道の3君が、前日の通夜から参列して別れを惜しんでくれた。

 

当日は、伊吹が代表幹事をしていた鳥取ネービー会(県内の三校出身者の会)の会員(鳥取市長、二刀副知事ほか)も多数列席した。

クラス大村君の語りかけるような感動的なお別れの辞や、鳥取ネービー会幹事の井上旦君(77期)の弔辞が捧げられたほか、クラスの弔電が披露され、参列者から立派な「海軍葬」でしたと所感を述べられたほど心に残る葬儀であった。

(参考) 井上 旦氏 (77期) は鳥取出身。空将補で退官。元空自第五術科学校副校長。昭51年ミグ戦闘機事件の(みぎり) 第45警戒群司令(北海道)。

(なにわ会ニュース83号4頁 平成12年9月掲載)

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