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終戦記念日に
石隈 教官
今年も記録破りの暑さの中に、第19回の終戦記念日を迎えた。当時を偲び感無量のものがある。
終戦当時、私は横須賀の砲術学校で研究部員として勤務していた。そしてその前日には横鎮の大講堂で8月6日の広島原爆の戦訓報告をやり帰校した時、翌日の正午に重大な放送があると知らされ、対ソ宣戦布告かと意気込んだ思い出がある。
あれから19年、私は再び多数の72期の諸君と共に海上防衛の線についている。江田島時代の入校前のクラブ点検、陸戦、剣道訓練の思い出を語り合う事も多い。
(なにわ会ニュース第3号3頁 昭和39年10月）
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