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昭和43年9月寄稿

なにわ会 年会費納入のお願iい

樋口 直

 従来なにわ会は特に会費を集めずに運営してきました。その通常経費は約三年に一度の割合で発行してきた名簿代の余裕金を以てまかなってきた訳です。<BR>

今後は次の様な理由で年会費として金二千円を拠出していただき、ニュース代、名簿代、通信費、慶弔見舞金等に充当、級会運営経費と致したく、生存者諸兄の御了解を仰ぐ次第です。<BR>

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一 従来は送金機構がなかったので、特に会費を徴収せず、名簿発行の際に余裕金を併せて集金し、通信費、雑費等を賄ってきたが、ニュースの誕生と共に年一回の集金方法が三十九年から確立されたので、定期的会費集金が可能となった。<BR>

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二 ニュース代の集金率は、過去五年間生存者の九十%であり経費面から其の発行継続を危ぶまれる心配もなくなり、クラス会誌としての性格も強くなってきたので、この際編集部からの申し出により次号から「バイパスニュース」を改称して 「なにわ金ニュース」と称する。(不精による会費未納入着にニュース等の発送を一時中止することは従来と変りない)<BR>

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三 印刷費、通信費の値上りにより、従来オール手弁当で賄ってきたニュースも、四十四年度からは現在の年一千円では困難となり、若干値上げせざるを得ない情況である。コストアヅプの都度、発行費を値上げするよりも、多少の余裕金を以て年会費に含めて徴収する事を思い立った所以(ゆえん)である。<BR>

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四 渋谷君の手許にあるなにわ会の基金は、九月十日現在、拾万七千円のみであるのに対し、今回発送した名簿代は発送費を含めると、約二十八万円余となり、当然資金は不足する。今後一々、名簿代、「ニナース」代等、区別して集金することを止め、一括して級会の年会費として毎年二千円拠出を願い、一切の経費をこれにより賄う方針と致したい。<BR>

尚、従来、上田敦君が幹事をして呉れ、集めていた機関科の年会費は、44年度から徴収せず、「なにわ会」に関する集金支出は、兵科、機関科、主計科、「ニュース」の別なく、なにわ会会計において一本で行う事とする。<BR>

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以上、在京、各科世話人協談の上、当分の間これに依り 「なにわ会」運営の基本とする事に賛同を得ましたので、生存者各位に報告し、御協力をお願いする次第であります。</P>


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