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湘南歩こう会京都旅行記

深尾 秀文

左から後列 小松崎、深尾、藤井 中央列 品川、村上、窪添の各夫人
前列 足立夫人、足立之義、深尾秀文、幸田正仁、高田俊彦、窪添龍輝

幸田君主宰の湘南歩こう会恒例の年1回の遠距離旅行として去る1120日から3日間京都観光に出掛けた。参加者は写真のとおり男性5名、女性7名、計12名。

 初日の1120日正午、山陰線嵯峨嵐山駅に全員集合。先ず観光客の多さに驚く。すぐ隣の嵯峨駅から約2時間待って満員の嵯峨野トロッコ列車で亀岡まで往復した。途中適宜停車しながら、保津川峡谷の紅葉を賞で、川下り舟に手を振りながらオープン型トロッコの醍醐(だいご)味を味わう。復路一駅前の「トロッコ嵐山駅」で下車。徒歩で小倉池、見事な竹林道をピタリ雰囲気に合った行き交う舞妓(まいこ)の姿に見とれながら過ぎ、野宮神社、天竜寺、渡月橋をえて夕

食の嵯峨野「福家」に到着し、京懐石料理を楽しんだ。(鯉の甘露煮など美味で女性方に好評。)終って築百年の老舗旅館「陶月」着。

 2日目は貸切タクシー3台に分乗。洛西高雄の神護寺、槇尾の西明寺、次いで金閣寺、銀閣寺、眞如堂、南禅寺、永観堂を約7時間で巡った。旅館で小憩の後、夕食を近くの「竹屋町魚常」にて豪華な京料理を堪能した。本旅行のハイライトであるこの日のコースは各スポットとも由緒ある仏閣に見頃の紅葉が落ち着いた彩りを添えており、凝縮した古都の姿を再認識した。

 3日目はJRで宇治に向い、平等院を拝観。均斉のとれた鳳凰堂、宝物館に収められた仏像の傑作に感動した。終って近くの宇治川中の島を散策した後、門前街で昼食を()って無事解散となった。

 この3日間、強運にも全く好天(前後は雨)に恵まれ、久し振りに存分に京都の秋満喫することができ、思い出に残る旅となった。