91号
京都ミニ・クラス会
桂 理平
今年の一月、二月の気温は例年より暖かく、三月に入って平年に戻ったが、桜の花だよりは前倒しとなり、四月五日に京都のミニ・クラス会を行った。京都には、山本省吾、小西愛明と私がいるが、何時も仲良く集まっている。
小西の地元で最近知られてきた「脊(せ)割り堤(わりつつみ)」という木津川と宇治川の合流地点の堤防に植えた桜並木の間を散策し、満開の桜花を楽しんだ。
デジカメを始めて僅かに二年だが、少しは腕も上がったとの自惚もあってシャッターチャンスを探して歩いた。
上の写真は木津川に架かる御幸(ごこう)橋(ばし)の上から写したもので、堤防の長い桜並木を中心にして、遠景には、あの有名な天下分け目の戦いの代名詞に使われる天王山を配し、近くには木津川の流れをとりいれた。
下の写真は桜並木に近づいて写した。ここは、二大河川の氾濫を防止する築堤で、規模が大きく、国有地となっていて、住宅等の開発が行われず、広大な自然が残って桜の下の
いる。約一時間の散歩道であった。川辺には夏になると葦(よし)の群生も見られるという。
近くに石清水八幡宮があり、小西は実によい環境の地に住んでいると感心した。宴会をして騒ぐだけがクラス会ではないと思う年頃になり、風流なクラス会をしたと自賛しておきましょうか。
伊藤編集長の勧めもあり、ここに春の京都だよりを差し上げます。
編集部よりお願い
各地でミニ・クラス会を開催されたときは、ぜひ簡単でよいから知らせて頂きたい。そして写真もつけて頂ければさらに紙面を飾れると思う。
文章だけでは、どうしても堅苦しいので出来るだけ写真を入れたいと思う。
お互い、歳をとってきたので、遠出出来ない会員が多くなったようである。会員の近況を知りたいクラスメートが多いことも事実である。クラスメートと二人であったということでもいいから、積極的に投稿をお願いする。これからのニュースには、会員の近況を大いに掲載していきたいと思っている、今回手始めに桂に頼んで投稿してもらった。