88号
「関西なにわ会」秋季クラス会記
中西 建造
「関西なにわ会」秋季クラス会は、晩秋の好天気に恵まれて、十一月十三日近江八幡で開催された。東京方面から四名、島根から一名、計二十四名と多数の会員の出席を得て、大変盛会であった。
近江八幡は、ご承知のとおり、近江商人の発祥の土地として知られているが、遠くは豊臣秀次の居城八幡山があり、史跡にも恵まれている。近江商人の街として今に残る重要文化財の住宅・八幡山の遺跡、山頂より見事な紅葉を観賞し、眼下に広がる琵琶湖の景色を満喫した。会員諸兄から喜んでもらい、幹事として本当に嬉しかった。
「ホテルニューオウミ」での懇親会は、開会の挨拶・溝井代表幹事の近況報告に続いて石井君の乾杯の音頭で始まった。加藤・上野君の体験談や健康の話、或いはユニークな機微に触れた日常生活の事など、発言も多かった。年の入った村瀬君の舞踊を観賞、相沢・石井・市瀬君らの熱唱に一段と盛り上がり、再会を約して一九〇〇散会した。
翌日も天候が良く、一泊した市瀬・名村・溝井の三君と長命寺(西国三十一番札所)に参拝、安土の県資料館、信長の舘を見学して別れた。
滋賀県勢の幹事任期は今回で終り、来年は大村・鈴木(彊)・諸橋の三君に引き継ぐことになった。この間クラス諸兄のご支援とご協力によって、務めを終えることが出来ましたことを感謝します。
参加者
相澤善三郎、石井 晃、市瀬文人、上野三郎、宇野俊夫、大村哲哉、春日 仁、桂 理平、加藤夫妻、久米川英世、小西愛明、鈴木 彊、富尾治郎、中西夫妻、名村英俊、濱田秋朗、樋口 幹、溝井 清、村瀬信義、諸橋久信、山本省吾、渡邉 望、
幹事 宇野・樋口(幹)・中西