100号
年末クラス会に参加して
若本 千秋
人生の大先輩の方々を前にして大変恥ずかしいのですが、ここで昔話を一つ紹介したいと思います。
昔神様は人間、ロバ、犬に30年の寿命を平等に授けたそうです。しかし、欲の深い人間は30年の寿命に満足できず、ロバ、犬から15年ずつ寿命を譲り受ける事を神様におねだりしたそうです。それ以来、人間は神から授かった最初の30年は何不自由なく暮らす事が出来ました。次にロバから譲り受けた15年は文字どおりロバのように身を粉にして黙々と働く人生になったそうです。そして、来るべき犬から譲り受けた威厳に満ちた幸福な人生を送れるというお話です。
なにわ会の皆様にお会いしてこの昔話を思い出しました、そして皆様の誇り高く威厳に満ちたお顔を拝見して感動しました。これからも誇り高く生きてください。
なにわ会ニュースが最終号となるそうですが、皆様の思いがここまで続けられた事に対し敬意を表します。
私も読ませて頂き有り難うございました。なにわ会ニュース78号では大変お世話になりました市瀬文人様、浅村晃司様、そして金沢にお住まいの西尾博様、本当に有り難うございました。
江田島の青い海を愛し、兵学校を愛し、そして江田島のネーブルと兵学校の羊かんが大好物だった父の写真です。
(編集部)
若本千秋様は故太田威夫君の長女で、昨年11月メールを頂き、年末クラス会に参加されました。会が終わってから次のメールを感想として送って頂きました。
「年末クラス会に参加でき本当に夢の様なひとときでした。父の魂が私の心の中に入りこんだのかも知れませんね。
立派な方ばかりで新鮮なパワーを一杯頂けた様な気持ちになりました。」