海軍の訓練では何でも攻撃精神、斃れて後止む敢闘精神が第一であり、それにより術力も向上するという次第、術力もさることながら気力を第一とした。きて、生徒さんの中には先天的に、身躾みのルーズなものがいる。これが用兵を装着する訓練、銃剣術等をやるとご覧のとおり。(防具下の手拭はズリ落ちる一方、面はズレ上がって頭から外れ、胴と前垂れは一直線ならず、靴はバックリ口を空ける始末)
それでも何でもかんでも攻撃精神で突きまくるから防具がずれて視界が狭くなり、かくは痛ましき棒踊りとなる。
訓練終了後、一号の銃剣術係、被服月渡品係からお叱りを受けるのは必条である。