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前立腺レーザー療法による
手術の経過と感想


【初めに】
 平成14年10月28日、前立腺高温度療法の治療をした。これは50度まで暖める方法でした。その経過は先に報告した通りである。

【レーザー療法による手術するまでの経緯】
昨年の治療の成果で夜は1回多くて2回起きるまでに良くなった。
尿の出は引き続きよくなかった。昼間、3時間は十分持つが出来れば
モットハッキリさせたかた。
 そんな時にパソコンのネットで東京八重洲クリニックのレーザー療法を見つけ、メールで質問したところ、トテモ親切に回答を得られた。そこで前の手術から5ヶ月経過した3月28日に始めて受診した。
 そのときは排尿のテストと経腹的エコー検査が行われた。前立腺の大きさは19ぐらいで問題ない。薬が嫌ならこのまま様子を見ましょうということになった。
それから1ヶ月経過した4月30日、2回目の受診となった。前回と同じ検査のほかに血液検査(ガンの検査のため)を行った。そして、先生から、スッキリさせたいなら、レーザーでやりますかといわれ、6月27日に手術することを決意した。

【前立腺の情況】
 私の前立腺の大きさは19ぐらいで余り大きくない。
但し、排尿の勢いは弱く、また夜1-4回排尿のため目を覚ます。残尿は50程度であった。

【本田泌尿器科における検査】
10月14日 初受診  血液検査 尿検査 直腸からの触診
10月21日 2回目受診 前回の血液検査の結果PSAは0.2でガンの心配は無い。経腹的エコー検査で前立腺の大きさ25、で余り大きくない。
【八重洲クリニックにおける検査】
3月26日 初受診 排尿テスト 経腹的エコー検査
4月30日 同上のほか血液検査。前立腺の大きさ19

【いよいよ手術】
それから2ヶ月経過していよいよ手術。前回の経験から術後の不快感は覚悟してクリニックに向う。

【今回の手術の概要】
今回の手術は[TUBALーT]といわれ、経尿道的前立腺部尿道に挿入固定したレーザー・バルーン・カテーテルからNd−YAGレーザーを360度方向に前立腺組織に照射する治療法である。レーザー照射はプロスタレーズ・システムと呼ばれるコンピューター・フィードバック・システムにより制御管理されている。このシステムはレーザー・システム・レーザーバルーン・カテーテル・直腸温度プロープ、コンピューター温度管理シ
ステムから成り立っている。
麻酔は仙骨硬膜外麻酔であった。

平成15年6月27日(金)
1350 八重洲クリニック到着。約10分待ってちょうど1400若い
看護婦さんに誘われて手術室に入り、全裸の上に浴衣を着て、ベッド(傾斜が帰られる)の上に上向きに寝る。
1405   看護婦が来て、肩に緊張緩和の注射を打つ。
そして点滴は終了まで続く。
1410   先生が来て、左向いて横になるようにいわれ尻をだして、麻酔を打つための注射を打つ。痛い。
1430   左右両足を乗せる台が準備されて両足を乗せ,手術される体勢となる。この姿勢、両足を左右に開いていて、局部は丸出し、トテモ恥ずかしい姿勢である。
この体勢で仙骨硬膜外麻酔を打つ。思ったより痛い。
打つたびにチクリチクリととても痛い。ヤット打ち終わり麻酔のきくのを待つ。約20分。
1450  麻酔が効いてきたので、まず肛門に直腸から見るエコーを入れる。これで、テレビ画面で前立腺の様子が分かる。先生がモニターを見ながら説明してくださった。
1500  尿道に麻酔を注入して痛みの減少を図る。
      レーザー照射用器具の入った管を尿道に入れる。肛門に直腸 
      の温度測定の器具を入れる。ともに痛みはなし。
1510  レーザー温度を直腸温度45度、前立腺温度65度まで上げる。前回は物凄く気持ち悪かったが今回は全く大丈夫。今に気持ち悪くなるかと思っていたが40分間大丈夫であった。
1550  レーザー照射終了。
1600  すべての器具撤去。尿道にカテーテル挿入、少し気持ち悪い。カテーテルは長さ40センチぐらいで、亀頭から20センチは出ている。
1610  全部終了。次の手術の人のため別の部屋に移動。少しフラフラしたが看護婦さんに助けられて自力で移動できた。
1630  看護婦さんからカテーテルの抜き方とポケットカテーテルの使い方を教わる。  
1645  すべて終了。会計20450支払い。   
1700  薬局で薬を貰いホテル着。
今回はカテーテルの先に袋をつけて、だしっぱなしにした。
以後 1800、1930、2100、2250、2350、0120、0200、0300.0500と目をさます。この間不快感は無かった。
28日
0500  カテーテルを自分で抜く。楽にぬけた。
0700  自力排尿.200CC。
0900  がまんできず、少し排尿。
0945  クリニック着
1000 エコー検査
1040  排尿 230CC  残尿ほとんどなし。
1200  排尿 230CCs
1400 1600  排尿
昨日の1700から翌朝0500の排尿量2050CC・

その後の経過
7月末、9月末に検査を受けた。前立腺は約60%まで減少して12ぐらいで問題ないようになった。
9ヵ月後の16年3月31日の検査結果減少率48% ぐらい心配なし。
現在夜10時に寝て朝5時までほとんど起きない。
たまに2時ごろ1回起きることがある程度です。

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