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001号

平成21年春 関西なにわ会京都例会

小西 愛明

 

参加者

山本省吾、椎野 廣、小西愛明、鈴木 彊、諸橋久信、樋口 幹、加藤夫人、久米川英世、大村哲哉、加藤種男、渡邉 望、富尾治郎

 昨年秋の例会の時、21年については京都ミニクラス会と一緒にという渡邉 望幹事の意向を受け、1月に桂・山本・小西で相談し、下見と会場予約をし、渡邊君の同意を得て関西なにわ会として26名に案内状を出し、3月31日に実施したが、桂君が軽い脳梗塞で入院、石井君が風邪で急に当日欠席する等不測の事情もあり、12名(加藤夫人を含む)で実施した。参加者は上記のとおり。

11時、京都地下鉄「今出川」南改札前に集合。京都御苑に乾御門から入り、山本君が電動車椅子で案内、満開の桜咲く苑内を巡り、旧近衛邸枝垂れ桜、蛤御門で維新長州軍の鉄砲玉傷跡を見た後、御苑を出て向い側の護王神社(祭神は和気清麻呂と広虫姫)で狛犬の代わりの猪と艦内神社の祭神がこの神社の分霊であった重巡高雄の写真を見て近くの会場平安会館に1225に到着。この間の山本君の説明は本物のガイドより上手であった。

1230より同館二階宴会場前で渡邉君持参の伊162潜軍艦旗を背景に記念写真を撮り、旧公家屋敷の池泉巡遊式庭園を望見しながら親交を深めた。

なお、桂君入院のため、赤煉瓦の36分隊で4・3号時代一緒だった諸橋君に協力を頼み、こころよく会計を引き受けて貰って有り難かった。

(参考までに 同君の長兄は66期の潜水艦乗り、伊10潜で6F司令部を救出に行く途中、サイパン沖で戦死された。この縁もあり、伊3360回忌洋上慰霊祭に参加してくれた。)

みんな元気で和気藹々のうちに時間が過ぎ本当に楽しい一時であった。 

15時軍歌(軍艦と同期の桜)で散会。

(追記)

なにわ会ニュース10018頁に過去の関西なにわ会の実施状況が纏められているが、その中の京都で開催した例会22回(昭和63年5月28日)、27回(平成81115日)、29回(平成91113日)は夫々、京都の由緒あるお寺、御室の仁和寺本堂、二条城横の神泉苑本堂、東山鹿ヶ谷の法然院本堂で戦死者と戦後物故期友の慰霊追悼を仏式で丁重に行った。これらについては、それぞれ、ニュース5928頁、76号3頁、78号4頁に掲載されている。